26 September 2024

9月23日 古楽の扉

一昨日は「古楽の扉」コンサートに、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の布施久美子さんと共に伴奏に呼んで頂き、演奏してきました。主役は、布施さん繋がりで昨年も一緒に演奏させて頂いた歌の上坂美穂子さん、そして今回初めてご一緒するリコーダーと歌の重野久美子さん。プログラムは、前半にルネサンスの曲をいくつか、その後、半分以上はバロックもので、僕は通奏低音でした。

通奏低音であればテオルボやアーチリュートのパワーが欲しいところですが、今僕の手元にあるのはちっぽけなルネサンス・リュート1本だけ。そして恥ずかしながら五線譜も苦手なので苦戦しました。学生の時の試験前より練習した気がする…。

本番は何とか無難に、及第点で終えられた(=要修行)かと思います。共演のお三方は本番が一番安定していて、さすが音楽をしっかり長年やってきた人は違うなぁ…と感じるのでした。コンサート全体は概ね好評頂いたようで、リュートに興味を持ってくださる方もいらっしゃり、その点はとても嬉しくやりがいのあるコンサートでした。打ち上げも2時間と言っていたのが気がついたら3時間になりお開き。楽しい時間でした。



今日の1曲
Gal Musette  'Plateau'
最近YouTubeのおすすめが良くて聴いてしまう。「バロック・ポップ」に影響を受けたらしいですが、何それ?と思ったら、大まかにはクラシックの要素を取り入れたロック/ポップスだそう。ビートルズのIn My Lifeにチェンバロっぽい音が入っているのもその一つだとか。まだまだ知らないことばかり。