21 March 2026

Schedule

活動予定

2026年

4月4日(土) open 14:30 / start 15:00
4月5日(日) open 13:30 / start 14:00
レッドベリースタジオ(札幌市西区八軒2条西1丁目 札幌琴似教会裏)
¥3,000(両日定員25名)*両日共に満席となりました。
村雲雅志(リコーダー)、小松﨑健(ハンマーダルシマー)、布施久美子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、中島康宏(リュート)

4月25日(土)詳細後日
19:00
ゲスト参加

5月30日(土) 詳細後日
15:00
ガンゲット・ダイマ(札幌市中央区南3条東1丁目6)
Fine. (二津美和子: 歌、荻野光生: ハンマーダルシマー)、中島康宏(リュート)

3月15日

先日日曜日は、小樽のレコードショップ「音とこだま」さんにて、ソロライブでした。こちらでは、毎月1回レコードやCDを聴く会が開かれているそうで、僕の生徒さんが常連さんというご縁で、その会の特別(?)版としてお声がけ頂きました。小樽では初めての演奏で、お客さまも全員、僕のソロは初めてだったと思います。音楽好きの方々が集まるということで、解説をいつもより長めにしてみました。準備はしていましたが、いざ話し出すと肝心な事を忘れたり、考えていなかったことが急に思い浮かんで口走ってしまったり…トークも磨かなければ。曲はイタリアをメインで、その他ヨーロッパ主要国のレパートリーを一通り。普段ソロは1時間ぐらいのことが多いですが、気がついたら1時間半を超えていました。長丁場を皆さん温かく聴いてくださり感謝です。淘汰された古い音楽に、少しでも魅力を感じてもらえたなら良いのですが。何となくアイスランドのレコードショップを思い出しながら演奏しました。

今日の1曲
Angine de Poitrine  "Mata Zyklek"
最近話題になっているらしい2人組、その名も「狭心症」。正直、音楽も見た目も、こういうスタイルは一番苦手な部類。でもこのテクニックと、徹底的に作り上げられた独自の世界は凄い(インタビューで話す言葉まで独自の言語!)。何より、このスタイルでこの音楽をやるには、2人の間に強い信頼があって、しっかり同じベクトルを向いていないと難しいと思う。きっとそれが一番の魅力の源なんだろう。カナダ・ケベック州のバンドで、このライブはフランスということですが、あの巨大な帽子をどう運ぶのかすごく気になる。動画埋め込みが上手くいかないので、リンクを貼っておきます。

28 January 2026

1月21日

もう1週間経ってしまいましたが、先週21日はカッキートリオのライブでした。真冬の夜という外出しにくい時で、僕は事前に宣伝する余裕も全くなかったのですが、そんな中でもお越しくださった皆さまには感謝です。

前半はイタリアのフロットラを中心に。なぜかフロットラは演奏する方が少ない気がしますが、楽しい曲や美しい曲が多く、500年前の人々の息遣いが感じられるように僕は思います。ずっと探究を続けたい分野です。後半は今年没後400年のジョン・ダウランド作品を中心に。新曲で大コケしました…すみません。そんなミスも、その時その場にいなければ見られないのがライブの面白さです(開き直り)。

昨年から作っているビウエラは、学校とのやり取りがなかなかスムーズに進まず、大幅に遅れています。スペインはほとんど行ったことがないのですが、これがスペイン時間…?やっとボディとネックが繋がりました。

今日の1曲
Chesuqi  "The Blue"
ついこの前知ったアーティスト。ただただ、生まれ変わったら、こんな音楽と映像の才能とセンスを持っていたい。

17 December 2025

12月14日

先日のライブ、題して「静かな古楽のクリスマス」は、盛況のうちに終了しました。大雪も予想される中お越しくださった皆さま、フル回転でオーダーを提供し続けてくださったジャック・イン・ザ・ボックスの高倉さん、ありがとうございました。

今回演奏した曲のほとんどは合唱曲だったので、僕はアルト〜バスのパート2〜3声分をリュートに置き換えて弾きました。ルネサンス時代の人たちもきっと、一人では歌えない曲をこうやってリュートで弾いて楽しんでいたのだろうな、とアレンジをしながら想像しました。


今日の1曲
Giovanna Pessi & Susanna Wallumrød  "The Plaint"
ライブの中で、今回演奏したRíu ríu chíuは、アメリカのバンドThe Monkeesによる演奏もあることをお話しました。YouTubeでその動画を見てみると、500年前の人たちもまさにこんな感じで歌っていたのでは、と思えてきます。どうしてもクラシック音楽に分類されて、ハードルが高いと思われがちな古楽ですが、やっぱり昔のポップスなんだよなぁ…と僕は思います。このノルウェーのポピュラー歌手Susanna Wallumrødが歌うパーセルも素晴らしい。動画の埋め込みができないようなので、探してみてください。

18 November 2025

11月13日/ビウエラ製作/アイスランド語の日

先日11月13日は、一風来にて久しぶりのソロライブでした。
久しぶりだし、春に師匠に会って受けた刺激も形にしたい、と気合は十分。しかし、勢いのあまり背伸びをし、難曲・大曲を盛り込みすぎて、ちょっと空回りだった気がします。背伸びしなくてもカッコいい、というリュートの魅力も大切にしなければ…と思いつつ、たぶんまた冒険してしまいますが…。
お越しくださった方々、一風来・成田さん、ありがとうございました。

さて、先月から何ちゃって学生をしています。スペインのEscuela de Violeríaという楽器製作学校から通信で指導を受けながら、スペインのリュートであるビウエラを作っています。
進行速度はカタツムリ並みですが、ネックとヘッドはかなり出来てきました。次はボディ製作に移ることになると思います。

ビフォーアフター

まだまだ技術や知識が足りない上に、現状では製作環境(場所・時間・道具)もあまり整えられず、思うようには作業できませんが、手を動かして物を作るというのは、やっぱりとても楽しい。何とかこの1本を完成させ、これを足がかりに、さらに楽器を作っていけたらと思います。夢は大きく、リュートの師匠シグルンと、パートナーでリュート製作家のニコ、2人を合わせたような人間になりたい。

全く別の話になりますが、先日11月16日は「アイスランド語の日」だったそうです。僕は10年ほど前はアイスランドかぶれで、言葉もかじっており、一度は思い切って、現地の大学のアイスランド語学科に入学願書も出しました。当時はまだ郵送で、書類が締切を過ぎても届かない、ということで、あえなく挫折しましたが…。

16日は、アイスランド大使館によるアイスランド語学習に関するウェビナーがあると知り、視聴しました。メインでお話をされた3名の方々は、僕が願書を出したのとほぼ同じ頃に現地での留学を始められたようです。おそらく僕よりずっと若い方々だと思いますが、超難関の言語を身につけ活躍されていて、素直にすごいと思いました。しばらく離れていましたが、また言語を学び、現地にも行きたくなりました。

余談ですが、そのかぶれていた頃にアイスランドに行った際、たまたま一枚のアイスランドのフォークソングのCDを買いました。ジャケットには、演奏者として、僕のリュートの師匠シグルン・リヒターと同姓同名の別人と、なぜかその隣には、録音に使われているとは思えないリュートの写真が載っていました。その頃、僕は師匠と知り合って間もないか、名前だけ知っているかぐらいでしたが、後にこの偶然が後押しの一つとなって、師匠に学ぶことを決めたのでした。

今日の1曲
Reykjavíkurdætur  "Tíminn Tapar Takti"
初級者の安易な考えかもしれませんが、アイスランド語は風がささやくような言葉だと、初めて現地を訪れた時から思います。静かなアイスランドが一層静かな早朝に、見ているだけで胸が一杯になるレイキャヴィクの街並みの中で繰り出される、風のようなアイスランド語のラップ。歌の内容は分からないけれど、心が満たされる(追記:字幕をオンにすると英語訳が出てくることに気がついた。すごい)。音楽だけでなく他の分野でも、人口40万人に満たない国から、なぜ数多くの世界的な人たちが出てくるのだろう。